1961-05-12 第38回国会 衆議院 商工委員会 第34号
今輸出の話がすでに出て参りましたが、今度の輸出関係における改正は、お話の通り輸出品の国内の生産業者の協定に対するアウトサイダーの規制を可能にする道を設けるということが、主たる改正内容でありますが、この程度の改正で、つまり、これまでのような輸出振興カルテルの構想をやめてしまって、輸出品の生産業者の協定についてのアウトサイダー規制命令の設定程度で、輸出の振興なりあるいは日本の安値輸出、あるいは洪水輸出に
今輸出の話がすでに出て参りましたが、今度の輸出関係における改正は、お話の通り輸出品の国内の生産業者の協定に対するアウトサイダーの規制を可能にする道を設けるということが、主たる改正内容でありますが、この程度の改正で、つまり、これまでのような輸出振興カルテルの構想をやめてしまって、輸出品の生産業者の協定についてのアウトサイダー規制命令の設定程度で、輸出の振興なりあるいは日本の安値輸出、あるいは洪水輸出に
○尾村説明員 確かに今おっしゃいました通り、輸出品につきましては、カーン詰について、レッテルとそれから品質と、両面につきまして詳しい規制がなされております。
検査、検定は、御承知の通り、輸出品検査等ございます。これは特殊の社団法人、公益法人、たくさんやっておりますけれども、これらにつきまして、営利会社との競争関係もございますので、これの課税について議論がございましたが、現在のところ、現行政令の規定の範囲内でいける点もありはせんかという点で、なお、もう少し検討してみたい。
御承知の通り、輸出品取締法は輸出品検査に関する基本法でありまして昭和二十三年の制定以来、二回に亘り改正を加えられたものでありまするが、念のために現行検査制度の要旨を申上げますると、先ず主務大臣が輸出品目を指定いたしまして、そのおのおのにつき、等級、輸出の最低標準、又は包装条件を公示しております。
○加藤正人君 今お話の通り輸出品取締法に関する対象では直接ないのでありますけれども、ああいう試験所で研究してだんだん製品レベルを上るということは、即ちいい輸出品が出るゆえんでもあります。間接ではありますけれども、最も必要だと思うのであります。
尤も戰前からも御承知の通り輸出品を拵える製造家、商賣人、皆やはり輸出品であるからというので、原價で出した人も相當ありますから、そういう點も考えますると、そういうものはマル公で買上げまして差支えないのであります。今日まで差支えは認めておりません。
輸出品も同樣に原價計算で計算しました引合う價格ということにいたしておるのでございますが、御指摘の通り輸出品のような、加工を加えまする工業製品になりますと、繰業状況において能率が落ちておるというようなことを反映しまして相當高くなつておる。これに反しまして纒つた輸入品原料とか食糧とかいうことになりますと、まあそれ程騰貴していないといつたような關係がありまして、兩者の間に相當な開きが出て來ておる。